【deceased】の意味・使い方・例文 ― deadとの違い【TOEIC英単語】
🔰 deceasedの発音と意味
[形容詞] 死亡した
[名詞] 故人（可算）
主に法律文書や公式な場面で、人が亡くなったことを表すときに使われます。日常会話ではあまり使われず、丁寧で改まった響きがあります。
この語はラテン語の “decedere”（去る、死ぬ）に由来し、接頭辞 “de-"（離れる）と “cedere”（行く）が組み合わさっています。英語では過去分詞形として形容詞や名詞として使われます。
✏️ deceasedの例文
【日常英会話】
The deceased was a kind person.
故人は親切な人でした。
His belongings were given to the family of the deceased.
彼の持ち物は故人の家族に渡されました。
【ビジネス英語】
According to the will, the property of the deceased shall be distributed equally among the heirs.
遺言によれば、故人の財産は相続人に平等に分配されます。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度：★★★☆☆
- 出題パート：Part7（文書問題）
Part7の長文や法的な文書で見かけることが多い語です。日常会話ではほとんど登場しませんが、公式な説明や契約書で頻出します。
❓ クイズに挑戦！
自然な使い方はどっち？
- The lawyer read the will of the deceased client to the family.
- The lawyer read the will of the deceased client to the hospital.
✅ クイズの答えと解説
- 正解：1
- 解説：deceasedは「亡くなった人」を指しますので、家族に遺言を読むのが自然です。病院に遺言を読むのは文脈的に不自然です。
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🤔 dead との違いは？
- deceased：改まった場面で使われる、丁寧で公式な響きがあります。
- dead：直接的で感情を含まない表現で、日常的に使われます。
どちらも『亡くなった』という意味ですが、deceasedは公式文書や法的な場面で使われ、deadは日常会話やカジュアルな場面で使われます。