【cover-up】の意味・使い方・例文 ― concealmentとの違い【TOEIC英単語】
🔰 cover-upの発音と意味
[名詞] 隠蔽(可算)
不正や過失などを隠すために行われる行為や、その隠蔽工作を指します。特に組織や個人が問題を公にしないようにする場合によく使われます。
cover(覆う)とup(上に)の句動詞から派生した名詞で、もともとは「覆い隠す」という意味の動詞句が名詞化したものです。英語圏では20世紀半ばから主にスキャンダルや不正の隠蔽に使われるようになりました。
✏️ cover-upの例文
【日常英会話】
The company tried a cover-up after the mistake.
その会社はミスの後に隠蔽を試みました。
There was a cover-up of the accident.
その事故の隠蔽がありました。
【ビジネス英語】
The investigation revealed a large-scale cover-up involving several high-ranking officials in the organization.
調査により、組織内の複数の高官が関与した大規模な隠蔽工作が明らかになりました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★☆☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や記事問題で、不正やスキャンダルに関する文脈で出題されることがあります。社会問題や企業のニュースに関連して登場しやすい語です。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The government denied any cover-up of the incident.
- The government denied any cover-up on the incident.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は正しい前置詞の使い方で「事件の隠蔽」を意味します。2は前置詞が不自然で正しい意味になりません。
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🤔 concealment との違いは?
- cover-up:不正や問題を意図的に隠す、悪い印象を持つ言葉です。
- concealment:単に隠す行為全般を指し、cover-upほど組織的・悪質なニュアンスはありません。
cover-upは組織的・意図的な隠蔽を強く示し、否定的な意味合いが強いです。一方、concealmentは一般的な「隠す行為」を指し、必ずしも悪意や不正を伴いません。