【convict】の意味・使い方・例文 ― suspectとの違い【TOEIC英単語】
🔰 convictの発音と意味
[動詞] 有罪判決を下す
[名詞] 有罪判決を受けた人(可算)
裁判などで誰かが罪を犯したと認められ、正式に有罪と判断されることや、そのように判断された人を指します。日常会話ではあまり使われませんが、ニュースや法的な文脈でよく登場します。
この単語はラテン語の “convincere”(納得させる、罪を証明する)に由来し、接頭辞 “con-"(共に)と語幹 “vict”(征服する、勝つ)から成り立っています。英語では16世紀ごろから法的な意味で使われるようになりました。
✏️ convictの例文
【日常英会話】
The jury will convict him if they find him guilty.
陪審員は彼が有罪だと判断すれば有罪判決を下します。
She was convicted of theft last year.
彼女は昨年、窃盗で有罪判決を受けました。
【ビジネス英語】
After a lengthy trial, the court convicted the executive of fraud and sentenced him to five years in prison.
長い裁判の末、裁判所はその重役に詐欺の有罪判決を下し、5年の懲役を言い渡しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や記事、法務関連の内容で見かけることが多い単語です。判決や犯罪に関する文脈で頻出します。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The judge will convict the man if there is enough evidence.
- The judge will convict the man to find more evidence.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は「十分な証拠があれば有罪判決を下す」という意味で正しいです。2は「有罪判決を下してさらに証拠を探す」という意味になり、不自然です。
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🤔 suspect との違いは?
- convict:罪を認めて正式に有罪と判断する厳しい印象があります。
- suspect:疑いがある段階で、まだ有罪かどうか決まっていない印象があります。
convictは裁判などで正式に有罪と決まった場合に使い、suspectはまだ疑いの段階で使います。convictの方が確定的で重い場面で使われます。