【conciliation】の意味・使い方・例文 ― mediationとの違い【TOEIC英単語】


🔰 conciliationの発音と意味

[名詞] 和解(不可算)
[名詞] 調停(不可算)

争いや対立がある場面で、当事者同士の関係を修復したり、和解に導いたりするための働きかけや手続きのことを指します。特に法的な場面やビジネスの交渉などで、対立を穏やかに解決するために使われます。

この語はラテン語の conciliatio(和解、調停)に由来し、conciliate(和解させる)に名詞を作る接尾辞 -ion が付いてできた単語です。語幹の concil- は「集める」「一つにする」という意味を持っています。


✏️ conciliationの例文

【日常英会話】
The two companies reached conciliation after a long dispute.
 2社は長い争いの末に和解しました。

Conciliation can help people solve problems peacefully.
 調停は人々が平和的に問題を解決するのに役立ちます。

【ビジネス英語】
The labor union and management agreed to enter conciliation talks to resolve their ongoing conflict without going to court.
 労働組合と経営側は、裁判に持ち込まずに継続中の対立を解決するため、調停交渉に入ることに合意しました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネス・法務関連の記事で、紛争解決や交渉の文脈で出題されることが多いです。ややフォーマルな語なので、文脈を意識して覚えると良いでしょう。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The company used conciliation to settle the disagreement with its supplier.
  2. The company used conciliation to increase its sales last year.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は争いの解決という本来の意味で使われています。2は売上を増やす目的には使えないため不適切です。

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🤔 mediation との違いは?

  • conciliation:対立や争いを穏やかに解決し、関係を修復するイメージがあります。
  • mediation:第三者が間に入り、双方の意見を調整して合意を目指す印象が強いです。

conciliationは当事者同士の和解や関係修復に重点があり、mediationは第三者が積極的に調整役となる点が異なります。どちらも争いの解決ですが、conciliationの方が当事者間の歩み寄りに重きを置きます。


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