【coercion】の意味・使い方・例文 ― persuasionとの違い【TOEIC英単語】
🔰 coercionの発音と意味
[名詞] 強制(不可算)
他人に自分の意志に反して何かをさせるために、力や脅しなどの圧力を使うことを表します。法律や交渉の場面で、相手の自由な選択を奪う行為として使われます。
この語はラテン語の “coercere”(抑える、拘束する)に由来し、接頭辞 “co-"(共に)と “arcere”(閉じ込める)が組み合わさっています。英語では16世紀ごろから使われています。
✏️ coercionの例文
【日常英会話】
He acted under coercion.
彼は強制されて行動しました。
Coercion is not allowed in this school.
この学校では強制は許されていません。
【ビジネス英語】
The contract was declared invalid because it was signed under coercion by the other party.
その契約は、相手側による強制のもとで署名されたため無効とされました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や法務関連の文章で見かけることが多いですが、日常会話ではあまり登場しません。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The witness gave his statement under coercion.
- The witness gave his statement under celebration.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は強制のもとで証言したという意味で正しいです。2は「祝賀のもとで」となり意味が通りません。
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🤔 persuasion との違いは?
- coercion:相手の自由を奪い、無理やり従わせるような強い圧力や脅しのニュアンスがあります。
- persuasion:相手を納得させて自発的に行動させる、柔らかい印象の言葉です。
coercionは力や脅しで無理やり従わせる否定的な場面で使われますが、persuasionは相手を説得して自発的に動かす前向きな場面で使われます。
🧩 あわせて覚えたい
- compulsion(強制)
- intimidation(脅迫)
📖 できればこれも
- enforcement(施行)
- constraint(制約)