【clasp】の意味・使い方・例文 ― gripとの違い【TOEIC英単語】
🔰 claspの発音と意味
[動詞] しっかり握る
[名詞] 留め金(可算)
手や指でしっかりと何かを握ったり、抱きしめたりする動作や、バッグやネックレスなどを留める金具を指します。物理的にしっかりと固定するニュアンスがあります。
「clasp」は中英語の「claspen」から派生し、古英語の「clyppan(抱きしめる)」に由来します。語幹は「clasp」で、接頭辞や接尾辞はありません。
✏️ claspの例文
【日常英会話】
She clasped her mother’s hand tightly.
彼女は母親の手をしっかり握りました。
Please clasp the necklace at the back.
ネックレスを後ろで留めてください。
【ビジネス英語】
During the meeting, he clasped the folder to his chest to emphasize his point.
会議中、彼は自分の主張を強調するためにフォルダーを胸にしっかり抱えました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★☆☆
- 出題パート:Part5(短文穴埋め問題)
Part5やPart6で動詞・名詞両方の意味で出題されることがあります。ビジネス文書や説明文で見かける頻度は中程度です。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- She clasped the bag tightly as she walked through the crowd.
- She clasped the bag on the table and left it open.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は「しっかり握る」という意味で正しい使い方です。2は「テーブルの上で留める」という意味にならず、不自然です。
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🤔 grip との違いは?
- clasp:物理的にしっかりと握ったり留めたりする、やや堅めの印象です。
- grip:力強く握る、しっかりと掴むというニュアンスが強く、動作の力強さや持続性を感じさせます。
claspはしっかりと固定したり留めたりする動作に使われ、gripは力強く掴むことに重点があります。claspは留め金など物理的な固定にも使われますが、gripは主に手で強く握る場面で使われます。