【cartel】の意味・使い方・例文 ― allianceとの違い【TOEIC英単語】
🔰 cartelの発音と意味
[名詞] 企業連合(可算)
複数の企業や団体が市場での競争を制限し、価格や生産量などを協定するために結成する組織や連合体を指します。特に独占や価格操作を目的とする場合が多いです。
この単語はスペイン語の“cartel”に由来し、さらにラテン語の“charta”(紙、文書)に遡ります。もともとは「協定書」や「掲示」を意味し、そこから企業間の協定組織を指すようになりました。
✏️ cartelの例文
【日常英会話】
The oil companies formed a cartel.
石油会社はカーテルを結成しました。
A cartel controls the prices of products.
カーテルが製品の価格を管理しています。
【ビジネス英語】
Several pharmaceutical firms created a cartel to fix the prices of important medicines in the international market.
いくつかの製薬会社が国際市場で重要な薬の価格を固定するためにカーテルを作りました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネス関連の記事で、企業間の協定や市場操作に関する文脈で出題されることが多いです。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- Several companies formed a cartel to control the price of oil.
- Several companies formed a cartel to improve their customer service.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:cartelは価格や生産量の調整など市場支配を目的とした企業連合を指します。顧客サービスの向上はcartelの本来の目的ではありません。
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🤔 alliance との違いは?
- cartel:企業や団体が協力して市場を操作する、やや否定的な響きを持つ言葉です。
- alliance:複数の組織が共通の目的で協力する中立的な言葉で、必ずしも違法性や市場操作の意図は含みません。
cartelは主に市場操作や価格協定など違法・否定的なニュアンスが強いのに対し、allianceは単なる協力関係や提携を指し、肯定的または中立的な場面で使われます。
🧩 あわせて覚えたい
📖 できればこれも
- monopoly(独占)
- consortium(共同事業体)