【cadence】の意味・使い方・例文 ― rhythmとの違い【TOEIC英単語】
🔰 cadenceの発音と意味
[名詞] 抑揚(可算)
[名詞] 音の終止(可算)
話し方や音楽などで、声や音の上がり下がりやリズムの流れを表す言葉です。特に文章やスピーチの中で、言葉の区切りや終わり方の調子を指すことが多いです。
cadenceはラテン語の“cadere”(落ちる)に由来し、フランス語“cadence”を経て英語に入った語です。語幹“cad-”は「落ちる」や「下がる」という意味を持ち、音楽や言葉の流れが下がる、終わるというニュアンスが込められています。
✏️ cadenceの例文
【日常英会話】
The cadence of her speech was very calming.
彼女の話し方の抑揚はとても落ち着いていました。
He listened to the cadence of the music.
彼は音楽のリズムの流れを聴いていました。
【ビジネス英語】
The CEO’s speech had a steady cadence that kept the audience engaged throughout the presentation.
CEOのスピーチは一貫した抑揚があり、聴衆を終始引きつけていました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文やスピーチの描写で、話し方や文章の流れを説明する際に出題されることがあります。ややフォーマルな語なので、文脈に注意が必要です。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- She improved her cadence by practicing every day.
- The cadence of his voice made the speech more interesting.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:1は意味的に不自然で、cadenceは練習して直接上達させるものではありません。2は声の抑揚や調子について正しく使われています。
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🤔 rhythm との違いは?
- cadence:話し方や音楽の流れにおける上品で整った調子や終止感を表します。
- rhythm:一定の繰り返しやリズム感を幅広く指し、音楽や日常の動作にも使われます。
cadenceは特に終わり方や抑揚の美しさに焦点を当てるのに対し、rhythmは繰り返しや規則性そのものを強調します。
🧩 あわせて覚えたい
- intonation(イントネーション)
- tempo(テンポ)
📖 できればこれも
- emphasis(強調)
- articulation(発音)