【by the skin of one's teeth】の意味・使い方・例文 ― barelyとの違い【TOEIC英単語】
🔰 by the skin of one’s teethの発音と意味
[熟語] かろうじて、ぎりぎりで
非常に危ない状況で、なんとか間に合ったり成功したりすることを表す表現です。失敗や間に合わない寸前で、どうにか目的を達成したときに使います。
この表現は聖書の『ヨブ記』から由来しており、直訳すると「歯の皮で」という意味になります。実際には歯に皮はないため、非常に薄い、わずかな差でという比喩的な意味で使われるようになりました。
✏️ by the skin of one’s teethの例文
【日常英会話】
I caught the bus by the skin of my teeth.
私はバスにかろうじて間に合いました。
She passed the exam by the skin of her teeth.
彼女は試験にぎりぎりで合格しました。
【ビジネス英語】
The company avoided bankruptcy by the skin of its teeth after securing a last-minute investment.
その会社は土壇場で投資を受け、かろうじて倒産を免れました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
長文読解や会話文で、危機的な状況を表現する際に出題されることがあります。やや難易度の高い表現ですが、ビジネスシーンでも使われます。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- He finished the project by the skin of his teeth before the deadline.
- He finished the project by the bones of his teeth before the deadline.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は正しい熟語表現ですが、2は誤った表現です。「by the skin of one’s teeth」が正しい形です。
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🤔 barely との違いは?
- by the skin of one’s teeth:非常に危ない状況で、なんとか間に合ったり成功したりする、という切迫感やギリギリ感があります。
- barely:ほとんど達成できなかった、という意味で使われますが、感情や状況の切迫感はやや控えめです。
by the skin of one’s teethは、危機一髪で成功したことを強調する表現ですが、barelyは単に「ほとんど~ない」「かろうじて」という意味で、状況の緊迫感やドラマ性は弱いです。