【butter up】の意味・使い方・例文 ― flatterとの違い【TOEIC英単語】


🔰 butter upの発音と意味

[句動詞] 機嫌を取る

相手に気に入られようとして、ほめたりお世辞を言ったりして機嫌を取るときに使います。ややくだけた表現で、相手の好意や協力を得たい場面で使われます。

この表現は英語の名詞 butter(バター)と up(上へ)から成り、バターをパンに塗るように、相手に好意を「塗りつける」イメージから生まれました。19世紀ごろから使われている口語的な句動詞です。


✏️ butter upの例文

【日常英会話】
He tried to butter up his teacher before the test.
 彼はテストの前に先生の機嫌を取ろうとしました。

Stop buttering up your boss all the time.
 いつも上司のご機嫌取りばかりするのはやめなさい。

【ビジネス英語】
During the meeting, she tried to butter up the manager to get approval for her project.
 会議中、彼女は自分のプロジェクトの承認を得るためにマネージャーの機嫌を取ろうとしました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★☆☆
  • 出題パート:Part3(会話問題)

Part3の会話文やビジネスシーンで、誰かが上司や同僚の機嫌を取る場面で出題されることがあります。ややカジュアルな表現なので、会話文での登場が中心です。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. He tried to butter up his boss to get a promotion.
  2. He tried to butter up the bread before eating it.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は人の機嫌を取る意味で正しい使い方です。2はパンにバターを塗るという直訳的な意味になり、不適切です。

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🤔 flatter との違いは?

  • butter up:相手に気に入られようと、ややあざとく機嫌を取るニュアンスです。
  • flatter:相手を直接的にほめて持ち上げる、ややお世辞の強いニュアンスです。

butter upはやんわりと機嫌を取る、少し計算高い印象がありますが、flatterはより直接的にお世辞を言う印象が強いです。どちらも相手の好意を得たい場面で使われますが、butter upの方がカジュアルです。


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