【bequest】の意味・使い方・例文 ― inheritanceとの違い【TOEIC英単語】
🔰 bequestの発音と意味
[名詞] 遺贈(可算)
遺言によって財産やお金などを他人に譲ることを指し、特に法的な文脈で使われます。日常会話よりも、遺言や相続に関する正式な書類や説明でよく見かけます。
この単語は中英語の“bequeste”に由来し、古英語の“becwethan”(委ねる、譲る)から派生しています。接頭辞“be-”と語幹“quest”(求める、尋ねる)に由来し、法的な譲渡の意味合いが強い語です。
✏️ bequestの例文
【日常英会話】
She received a bequest from her grandfather.
彼女は祖父から遺贈を受けました。
The museum was built with a bequest.
その博物館は遺贈によって建てられました。
【ビジネス英語】
According to the will, the bequest must be distributed equally among all the beneficiaries within six months.
遺言によれば、その遺贈はすべての受取人に6か月以内に平等に分配されなければなりません。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や法務関連の文章で見かけることが多いです。遺言や相続に関する内容で頻出します。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- He made a bequest to his friend while he was still alive.
- She received a bequest after her aunt passed away.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:1は生前に贈与する意味になり、bequestは遺言による遺贈なので不適切です。2は遺贈の正しい使い方です。
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🤔 inheritance との違いは?
- bequest:法律的で格式が高く、遺言による財産の譲渡を強調します。
- inheritance:相続全般を指し、遺言の有無に関わらず財産を受け継ぐ広い意味です。
bequestは遺言による特定の財産の譲渡を指し、inheritanceは遺言の有無を問わず相続全体を指します。bequestの方が限定的でフォーマルです。