【bequeath】の意味・使い方・例文 ― inheritとの違い【TOEIC英単語】
🔰 bequeathの発音と意味
[動詞] (財産などを)遺言で譲る
主に遺言によって財産や物を他人に譲ることを表す語で、法律文書やフォーマルな場面で使われます。
この語は中英語の “bequethen” に由来し、古英語の “becwethan”(伝える、委ねる)が語源です。接頭辞 “be-"(強調)と “quethen”(言う、伝える)が組み合わさっています。
✏️ bequeathの例文
【日常英会話】
My grandfather decided to bequeath his watch to me.
祖父は自分の時計を私に遺すことにしました。
She will bequeath her books to the local library.
彼女は自分の本を地元の図書館に遺贈します。
【ビジネス英語】
The founder chose to bequeath a significant portion of his estate to several educational institutions in his will.
創業者は遺言で自分の財産の多くをいくつかの教育機関に遺贈することを選びました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や法務関連の文章で見かけることがありますが、日常会話ではあまり登場しません。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- He plans to bequeath his house to his children after he retires.
- He plans to bequeath his house from his children after he retires.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は「家を子どもたちに遺す」という正しい使い方です。2はfromの使い方が誤りで、意味が通じません。
少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
スキマ時間を使おう👇️
🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)
🤔 inherit との違いは?
- bequeath:遺言や正式な手続きを通じて財産などを譲る、格式ばった印象があります。
- inherit:家族や他人から財産などを受け継ぐことを表し、受け取る側の立場を強調します。
bequeathは財産を譲る側の行為を指し、フォーマルな遺言や法的文脈で使われます。一方、inheritは受け取る側の立場で、遺産を受け継ぐことを表します。