【authoritarian】の意味・使い方・例文 ― authoritativeとの違い【TOEIC英単語】


🔰 authoritarianの発音と意味

[形容詞] 権威主義的な
[名詞] 権威主義者(可算)

他人の意見や自由を認めず、強い権力や命令で物事を進めようとする態度や人を表します。組織や社会で上からの命令や統制が強い場合によく使われます。

この単語はラテン語の“auctoritas”(権威)に由来し、“authoritarian”は“authority”(権威)に形容詞を作る接尾辞“-an”がついてできています。19世紀後半から20世紀初頭にかけて使われるようになりました。


✏️ authoritarianの例文

【日常英会話】
My boss has an authoritarian style.
 私の上司は権威主義的なやり方をします。

Some parents are too authoritarian with their children.
 子どもに対してあまりにも権威主義的な親もいます。

【ビジネス英語】
The company’s authoritarian management discouraged employees from sharing their honest opinions during meetings.
 その会社の権威主義的な経営は、会議で従業員が率直な意見を言うことを妨げていました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネス記事で、組織の方針やリーダーシップの特徴を説明する際によく見かけます。否定的な文脈で使われることが多いです。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The authoritarian leader demanded complete obedience from everyone.
  2. The authoritarian leader encouraged everyone to make their own decisions freely.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:authoritarianは『権威主義的な』という意味なので、全員に従順を求める文が正解です。自由な意思決定を促すのは語義に反します。

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🤔 authoritative との違いは?

  • authoritarian:強制的で自由を認めない、支配的な印象があります。
  • authoritative:信頼できる権威や専門性に基づいている、安心感や説得力のある印象です。

“authoritarian”は命令や強制が強く、相手の自由を制限する否定的な場面で使われますが、“authoritative”は知識や経験に基づく信頼できる権威を表し、肯定的な場面で使われます。


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