【antigen】の意味・使い方・例文 ― antibodyとの違い【TOEIC英単語】
🔰 antigenの発音と意味
[名詞] 抗原(可算)
体内に入ると免疫反応を引き起こす物質のことを指します。主に細菌やウイルスなどの外来性の分子や、体内で異常が生じた細胞の表面に現れる分子などが該当します。
antigenは、ギリシャ語の“anti”(対する)と“gen”(生じるもの)に由来し、19世紀末に医学用語として定着しました。anti-(対抗する)と-gen(生じるもの)という構成要素から成り立っています。
✏️ antigenの例文
【日常英会話】
The doctor explained what an antigen is.
医師は抗原が何かを説明しました。
Some vaccines contain a small amount of antigen.
いくつかのワクチンには少量の抗原が含まれています。
【ビジネス英語】
When an antigen enters the body, the immune system recognizes it and produces specific antibodies to fight it.
抗原が体内に入ると、免疫系はそれを認識し、それに対抗する特定の抗体を作り出します。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や医療・健康関連の記事で見かけることが多い語です。専門的な内容で頻出しますが、一般的な会話ではあまり使われません。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The scientist injected an antigen to stimulate the immune response in the mice.
- The scientist injected an antigen to provide energy for the mice.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:antigenは免疫反応を引き起こす物質であり、エネルギーを与えるものではありません。
少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
迷いを力に変えよう👇️
🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)
🤔 antibody との違いは?
- antigen:科学的・医学的な文脈で使われ、免疫反応のきっかけとなる物質というニュートラルな印象です。
- antibody:体内に入った異物に対して反応するたんぱく質で、防御や中和の役割を持つというニュアンスです。
antigenは免疫反応を引き起こす物質そのものを指し、antibodyはそのantigenに反応して体内で作られる防御物質を指します。両者は免疫の流れの中で役割が異なります。
🧩 あわせて覚えたい
📖 できればこれも
- antibiotic(抗生物質)
- immunity(免疫)