【anticipation】の意味・使い方・例文 ― expectationとの違い【TOEIC英単語】


🔰 anticipationの発音と意味

[名詞] 予期(不可算)
[名詞] 期待(不可算)

これから起こることを前もって考えたり、楽しみにしたりする気持ちや状態を表します。良いことや悪いことの両方に使われますが、特に何かを楽しみに待つ場合によく使われます。

この単語はラテン語の“anticipatio”(先に取ること)に由来し、接頭辞“anti-”(前に)と“capere”(取る)が組み合わさってできています。英語では16世紀ごろから使われています。


✏️ anticipationの例文

【日常英会話】
She waited in anticipation for her birthday party.
 彼女は誕生日パーティーを楽しみに待っていました。

There was a sense of anticipation before the game started.
 試合が始まる前に期待感がありました。

【ビジネス英語】
In anticipation of the new product launch, the marketing team prepared several promotional campaigns to attract customers.
 新製品の発売を見越して、マーケティングチームは顧客を引きつけるためにいくつかの販促キャンペーンを準備しました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネスメールで、イベントや計画を前もって見越す文脈でよく登場します。期待や予測を表す表現として頻出です。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. She waited at the airport in great anticipation for her friend’s arrival.
  2. She finished her homework in anticipation of the loud music outside.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:anticipationは「何かが起こるのを楽しみに待つ期待感」という意味です。2文目は文脈的に期待感が合いません。

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🤔 expectation との違いは?

  • anticipation:これから起こることを前向きに待つ気持ちや、準備する姿勢を含みます。
  • expectation:単に「起こるだろう」と信じている状態を指し、感情や準備のニュアンスは薄いです。

anticipationは「楽しみや準備」といった積極的な気持ちを含みますが、expectationは「当然そうなるだろう」という受け身の印象が強いです。


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