【antagonist】の意味・使い方・例文 ― opponentとの違い【TOEIC英単語】
🔰 antagonistの発音と意味
[名詞] 敵対者(可算)
[名詞] 拮抗薬(可算)
主に物語や議論、競争などで、他者に対立したり妨害したりする人物や勢力を指します。また、医療や生物学の分野では、特定の作用を抑える物質のことも指します。
この語はギリシャ語の“antagonistes”(対戦相手)に由来し、“anti-”(反対)と“agonizesthai”(争う)が組み合わさっています。英語では19世紀初頭から使われています。
✏️ antagonistの例文
【日常英会話】
In the story, the antagonist tries to stop the hero.
物語の中で、敵対者は主人公を止めようとします。
He played the antagonist in the school play.
彼は学校の劇で敵役を演じました。
【ビジネス英語】
During the negotiation, the antagonist consistently challenged every proposal made by the other party.
交渉の中で、その敵対者は相手側の提案すべてに一貫して異議を唱えました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネスシーンの対立構造を説明する文脈で見かけることがあります。医療分野の専門記事でも登場します。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The antagonist in the movie helped the main character succeed.
- The antagonist in the movie tried to stop the main character.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:1は敵対者が主人公を助けており、意味が正しくありません。2は敵対者が主人公を妨害するという本来の意味に合っています。
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🤔 opponent との違いは?
- antagonist:対立や妨害の立場にある存在として、やや客観的に表現されます。
- opponent:直接的な競争相手や対戦相手を指し、スポーツや議論など幅広い場面で使われます。
antagonistは物語や抽象的な対立関係にも使われ、感情的な色合いは薄いです。opponentは試合や議論など具体的な競争相手を指すことが多いです。
🧩 あわせて覚えたい
📖 できればこれも
- protagonist(主人公)
- conflict(対立)