【agnostic】の意味・使い方・例文 ― atheistとの違い【TOEIC英単語】


🔰 agnosticの発音と意味

[名詞] 神の存在について確信を持たない人(可算)
[形容詞] 神の存在について確信を持たない

神の存在や宇宙の根本的な真理について、人間には知ることができないと考える立場や、そのような考えを持つ人を指します。宗教的な議論や哲学的な文脈で使われることが多いです。

この語はギリシャ語の「a-(否定)」と「gnōstikos(知識のある)」から派生し、19世紀にイギリスの生物学者トマス・ハクスリーによって造語されました。接頭辞a-が「〜でない」、語幹gnosticが「知識のある」を意味します。


✏️ agnosticの例文

【日常英会話】
He says he is an agnostic.
 彼は自分は不可知論者だと言っています。

Many people are agnostic about life after death.
 多くの人が死後の世界については分からないと考えています。

【ビジネス英語】
During the debate, she explained her agnostic position on the existence of a higher power in a respectful manner.
 討論の中で、彼女は高次の存在について不可知論的な立場を丁寧に説明しました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や記事で、宗教や哲学に関する話題で見かけることがありますが、頻度は高くありません。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. He is agnostic because he believes the existence of God cannot be proven.
  2. He is agnostic because he is sure that God does not exist.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は「神の存在は証明できないと考えている」ため不可知論者の説明として正しいです。2は「神が存在しないと確信している」ため無神論者の説明になり、不適切です。

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🤔 atheist との違いは?

  • agnostic:神の存在について判断を保留し、知ることができないという立場です。
  • atheist:神の存在を否定し、存在しないと確信している立場です。

agnosticは「分からない・知り得ない」と考える中立的な立場ですが、atheistは「存在しない」と断定的に否定する立場です。


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