【achiral】の意味・使い方・例文 ― chiralとの違い【TOEIC英単語】
🔰 achiralの発音と意味
[形容詞] キラリティーを持たない
分子や物体が鏡像と重ね合わせることができ、左右非対称性を持たないことを表す語です。主に化学や物理学の分野で使われます。
この語は接頭辞a-（否定）とchiral（キラル、手のように左右非対称な性質を持つ）から成り立っています。chiralはギリシャ語のcheir（手）に由来し、a-が付くことで「キラルでない」という意味になります。
✏️ achiralの例文
【日常英会話】
Water is an achiral molecule.
水はキラリティーを持たない分子です。
This compound is achiral and has no optical activity.
この化合物はキラリティーがなく、光学活性もありません。
【ビジネス英語】
In organic chemistry, determining whether a molecule is achiral is important for predicting its chemical behavior.
有機化学では、分子がキラリティーを持たないかどうかを判断することが、その化学的性質を予測する上で重要です。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度：★★★★★
- 出題パート：Part7（文書問題）
科学や技術系の長文読解で専門用語として登場することがありますが、一般的なビジネス英語ではほとんど見かけません。
❓ クイズに挑戦！
自然な使い方はどっち？
- The molecule is achiral because it can be superimposed on its mirror image.
- The molecule is achiral because it rotates plane-polarized light.
✅ クイズの答えと解説
- 正解：1
- 解説：1は鏡像と重ね合わせられるためachiralの正しい説明です。2は光を回転させる性質はchiralな分子の特徴なので不適切です。
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🤔 chiral との違いは？
- achiral：左右対称で特別な性質を持たない印象です。
- chiral：左右非対称で独自の性質や特徴がある印象です。
achiralは左右対称で鏡像と重ね合わせられる場合に使い、chiralは左右非対称で鏡像と重ね合わせられない場合に使います。
🧩 あわせて覚えたい
- symmetrical（対称）
- asymmetric（非対称）
📖 できればこれも
- isomer（異性体）
- enantiomer（エナンチオマー）