【abyss】の意味・使い方・例文 ― chasmとの違い【TOEIC英単語】
🔰 abyssの発音と意味
[名詞] 深い淵(可算)
[名詞] 底知れぬ深み(不可算)
非常に深くて底が見えない穴や淵、または絶望的な状況や隔たりなど、深くて暗いイメージを持つ言葉です。物理的な深い場所だけでなく、比喩的に使われることも多いです。
この単語はギリシャ語の“ábyssos”(底なしの、限りない)に由来し、接頭辞“a-”(否定)と“byssos”(深さ)から成り立っています。英語には中世ラテン語を経て取り入れられました。
✏️ abyssの例文
【日常英会話】
He looked into the abyss and felt afraid.
彼は深い淵をのぞき込んで怖くなりました。
Sometimes, life feels like an endless abyss.
時々、人生が果てしない深みのように感じます。
【ビジネス英語】
The report warned that ignoring climate change could push humanity into an environmental abyss from which recovery would be impossible.
その報告書は、気候変動を無視すれば人類が回復不可能な環境の深淵に陥ると警告しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や記事で、比喩的な表現や環境問題の文脈で見かけることがあります。直接的な日常会話ではあまり登場しません。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- He felt lost as if he were standing at the edge of an abyss.
- He felt lost as if he were standing at the edge of a mountain.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は「深い淵のふちに立っているように感じた」という意味で正しいです。2は「山のふち」となり、abyssの意味とは異なります。
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🤔 chasm との違いは?
- abyss:非常に深くて暗い、底知れぬ恐ろしさや絶望感を伴う印象です。
- chasm:大きく裂けた深い割れ目や谷を指し、物理的な地形として使われることが多いです。
abyssは物理的にも比喩的にも使われ、絶望や危機感を強調しますが、chasmは主に地形や隔たりを表し、感情的な重さはやや弱いです。