【abstraction】の意味・使い方・例文 ― conceptとの違い【TOEIC英単語】
🔰 abstractionの発音と意味
[名詞] 抽象（不可算）
[名詞] 抽象的な考え（可算）
具体的なものから離れて、物事の本質や一般的な特徴だけを取り出して考えることを表します。また、抽象的な考えや概念そのものを指す場合もあります。主に学術的やビジネスの場面で使われます。
この単語はラテン語の“abstrahere”（引き離す）が語源で、接頭辞“ab-”（離れて）と“trahere”（引く）から成り立っています。英語では“abstract”に名詞を作る接尾辞“-ion”が付いて“abstraction”となりました。
✏️ abstractionの例文
【日常英会話】
Abstraction helps us understand complex ideas.
抽象化は複雑な考えを理解するのに役立ちます。
He spoke in terms of abstraction, not details.
彼は詳細ではなく抽象的な話し方をしました。
【ビジネス英語】
In business strategy meetings, abstraction is often used to identify core issues without getting lost in minor details.
ビジネス戦略会議では、細かい点にとらわれず本質的な課題を見つけるために抽象化がよく使われます。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度：★★★★☆
- 出題パート：Part7（文書問題）
Part7の長文読解やビジネス文書で、抽象的な議論や概念説明の際に出題されることが多いです。
❓ クイズに挑戦！
自然な使い方はどっち？
- Abstraction allows us to focus on the main idea instead of every small detail.
- Abstraction is a place where people gather to eat meals together.
✅ クイズの答えと解説
- 正解：1
- 解説：1は抽象化の本来の意味を正しく表しています。2は食事の場所を指しており、意味が異なります。
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🤔 concept との違いは？
- abstraction：具体的なものから離れて本質や一般性を強調する印象があります。
- concept：理論的で広い意味を持つ考えや枠組みを指す印象があります。
abstractionは物事の本質や一般性に焦点を当てるときに使い、conceptは理論やアイデアそのものを指すときに使います。abstractionの方がより抽象度が高い場面で使われやすいです。
🧩 あわせて覚えたい
- generalization（一般化）
- theory（理論）