【abrasive】の意味・使い方・例文 ― harshとの違い【TOEIC英単語】


🔰 abrasiveの発音と意味

[形容詞] とげとげしい
[名詞] 研磨剤(可算)

人の態度や言葉がとげとげしく感じられる場合や、物理的に表面を削る性質があるものを指して使います。ビジネスや日常会話で、相手に不快感を与えるような表現や、研磨剤などの物質について述べる際に用いられます。

この単語はラテン語の“abradere”(こすり取る)に由来し、接頭辞“ab-”(離れて)と語幹“radere”(こする)から成り立っています。英語では19世紀ごろから物理的な意味と比喩的な意味の両方で使われています。


✏️ abrasiveの例文

【日常英会話】
His abrasive comments made everyone uncomfortable.
 彼のとげとげしい発言はみんなを不快にさせました。

She used an abrasive to clean the metal surface.
 彼女は金属の表面を掃除するために研磨剤を使いました。

【ビジネス英語】
The manager’s abrasive manner during the meeting discouraged open discussion among the team members.
 会議中のマネージャーのとげとげしい態度が、チームメンバーの率直な議論を妨げました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネスメールで、人物の性格や製品の性質を説明する際に出題されることがあります。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The supervisor’s abrasive tone upset several employees.
  2. The supervisor’s abrasive smile cheered everyone up.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1はとげとげしい口調が不快感を与えるという意味で正しいです。2はsmile(微笑み)とabrasive(とげとげしい)は意味が合わず、不自然です。

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🤔 harsh との違いは?

  • abrasive:相手に不快感や刺激を与える、角の立った印象です。
  • harsh:厳しく冷たい印象で、相手に強い不快感や圧力を与えるニュアンスです。

abrasiveは物理的にも精神的にも刺激が強く不快な印象を与えるのに対し、harshは厳しさや冷たさが強調され、必ずしも不快感だけでなく厳格さも含みます。


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