【abolition】の意味・使い方・例文 ― eliminationとの違い【TOEIC英単語】
🔰 abolitionの発音と意味
[名詞] 廃止（不可算）
ある制度や法律、慣習などを完全になくすことを表します。特に歴史的には奴隷制度の廃止など、社会的に大きな変革を伴う場合によく使われます。
この語はラテン語の“abolitio”（廃止）に由来し、接頭辞“ab-”（離れて）と語幹“olere”（成長する、養う）から派生しています。英語では“abolish”（廃止する）に名詞化の接尾辞“-ion”が付いてできています。
✏️ abolitionの例文
【日常英会話】
The abolition of slavery changed history.
奴隷制度の廃止は歴史を変えました。
Many people fought for the abolition of unfair laws.
多くの人が不公平な法律の廃止のために戦いました。
【ビジネス英語】
The abolition of outdated regulations improved the company’s efficiency and employee satisfaction significantly.
時代遅れの規則の廃止によって、会社の効率と従業員の満足度が大きく向上しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度：★★★★☆
- 出題パート：Part7（文書問題）
Part7の長文読解や記事、法務関連のトピックで頻出します。制度や規則の廃止に関する文脈でよく見かけます。
❓ クイズに挑戦！
自然な使い方はどっち？
- The abolition for the new rule surprised everyone.
- The abolition of the old law was welcomed by many citizens.
✅ クイズの答えと解説
- 正解：2
- 解説：1は前置詞がforで不自然です。2はofを使い、正しく「法律の廃止」という意味になります。
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🤔 elimination との違いは？
- abolition：制度や法律などを完全になくす、という重みのある表現です。
- elimination：不要なものや有害なものを取り除く、という意味合いが強いです。
abolitionは制度や法律などを根本からなくす場合に使い、eliminationは有害なものや不要なものを取り除く場合に使われます。abolitionの方が社会的・歴史的な重みがあります。
🧩 あわせて覚えたい
📖 できればこれも
- prohibition（禁止）
- amendment（修正）