【abdicate】の意味・使い方・例文 ― resignとの違い【TOEIC英単語】


🔰 abdicateの発音と意味

[動詞] (王位や権力などを)正式に放棄する

王や女王などが王位や権力を正式に手放すことを表します。一般的な職や地位を辞める場合よりも、より重い責任や権力を自ら放棄する場合に使われます。

ラテン語の“abdicare”(放棄する)が語源で、接頭辞“ab-”(離れて)と“dicare”(宣言する)が組み合わさっています。英語では16世紀ごろから使われています。


✏️ abdicateの例文

【日常英会話】
The king decided to abdicate.
 王は退位することを決めました。

She had to abdicate her position.
 彼女は自分の地位を放棄しなければなりませんでした。

【ビジネス英語】
After years of political pressure, the CEO was forced to abdicate his authority to the board of directors.
 長年の政治的圧力の末、CEOは取締役会に権限を譲ることを余儀なくされました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や記事で、王位や重要な地位の放棄に関する内容で出題されることがあります。日常的な単語ではありませんが、フォーマルな文脈で見かけます。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The president will abdicate his responsibilities to his assistant.
  2. The king will abdicate the throne next month.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:2
  • 解説:1は責任を手放す場合には通常“abdicate”は使わず、2のように王位や王座など特別な地位を放棄する場合に使います。

少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
できたら応用も試そう👇️


🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)

\続けやすい理由がある/
【スタディサプリ ENGLISH】

🤔 resign との違いは?

  • abdicate:重い責任や権力を自ら正式に手放す厳粛な響きがあります。
  • resign:自分の意思で職や地位を辞める一般的な表現で、日常的な響きがあります。

abdicateは王位や権力など特別な地位を正式に放棄する場合に使い、resignは一般的な職や役職を辞める場合に使います。abdicateの方がフォーマルで限定的です。


🧩 あわせて覚えたい


📖 できればこれも